日本からアメリカへの渡航(2022年3月上旬)

今回、日本滞在は3ヶ月となりました。ある程度、長く滞在しなければわからない家族の様子を把握でき、今回できるだけのことはして戻ることができたと感じています。

アメリカ入国が可能なのは

2021年11月8日以降 アメリカ入国にはワクチン接種が義務付けられます。 

ただし、米国市民、米国永住権所持者は ワクチン未接種でも入国が認められます。 

詳細(CDC 米国市民・米国永住権所持者向け):https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/international-travel-during-covid19.html

詳細(CDC 米国Visa/ESTA所持者向け):https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/noncitizens-US-air-travel.html

アメリカ入国必要条件

1.ワクチンをされた方々はワクチンカード

米国でワクチンを接種した方々:CDCワクチンカードの原本を持参。紛失時に備えスマートフォンなどで写真を撮って保管も。

日本でワクチン接種をされた方々:接種された市町村にて英語版の証明書の発行をご依頼の上持参。     

詳細:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/proof-of-vaccination.html

2.陰性証明書

ワクチン接種済みの方々:アメリカ出発1日前(前日)にコロナ検査で陰性証明 

ワクチン未接種の米国市民、米国永住権所持者:アメリカへ出発1日以内にコロナ検査で陰性証明   

ワクチン未接種の米国Visa所持, ESTAの方々:アメリカ入国拒否対象となる

陰性証明書は、航空会社が確認できる言語でとありますが、念のため、英語のほうが安心だと思います。

3.同意書

2.の陰性証明に偽りがないことに同意する書類。グリーンカード保持者(アメリカ在住の方々)はSection1のみ記入(Section2の記入は必要ありません)し、最後に署名を。プリントアウトして持参しましょう。チェックインのときに必要です。(航空会社にお渡ししました。) 

CDC Attestation Form(2023年7月31日まで)英語

4.到着後の自主隔離

ワクチン接種を完了している場合:帰国後3~5日後にコロナ検査の推奨されており、自主隔離は免除。

ワクチン未接種の場合: アメリカ到着後5日間の自主隔離。アメリカ到着後3~5日後に再度検査することが推奨されています。 

5.オンライントラベルフォーム

これはロサンゼルスにおいでの方々のみ。オンラインフォーム:https://travel.lacity.org/

陰性証明書の取得

今回は 神田北口診療所 でお願いしました。

混雑を避けるために、現在はメールでの問い合わせだけなのですが、とても丁寧に対応していただけ、安心感を得ることができました。予約や問診表記入もオンラインのみです。

私は12:50-12:55pmの検査で、当日、17時までに英語の陰性証明書をメール添付にて送っていただくようにしました。

費用は計15,000円でした。

私は検査方法はどうしても唾液でお願いしたく、私が今回調べたなかでは最安値でした。

当日の検査のときも、少し早く到着してしまったのですが、問題なく気持ちよく対応してくださいました。

駅からもとても近く、わかりやすい。小さなクリニックですが、受付の方々もフレンドリーで親切。

ただ、唾液の検査の際によく利用される「ろうと」はいただけず、うまく容器に入れられず、洋服に唾液をこぼしてしまいました。上手にできない旨お伝えすると、口を容器につけてもいい とのこと。最初に言ってくださればいいのに。と思いましたが、それ以外は問題なく、すぐに終わりました。

陰性証明書も17時までに問題なく届き、安心しました。

ただ、陰性証明書の文字が大きめだからか、なんとなく子供っぽいというか、あまり洗練された印象は受けませんが(笑)、必要事項はきちんと記入してくださり、私の安心できるプロセスで取得できましたので、問題ありません。もちろん、アメリカ入国も(提出は求められませんでしたが)問題ありませんでした。

日本の航空会社を利用

今回は日本の航空会社JALを利用しました。日本ではサービスが良い会社として有名という印象があったのですが、新人さんが多かったのでしょう、チェックインの際のお手伝いもそれほど丁寧かつスムーズではありませんでした。

チェックインはここ数年、どのこ航空会社でもキオスクが使われていますが、JALでも、全く混雑がないにもかかわらず、今回はキオスクを使わなければならず、なんとなく残念。あまりよくわからない部分があり、お手伝いをいただきましたが、それもそれほど親切、丁寧な印象は受けませんでした。

アメリカ入国のためのアメリカCDCによるフォームに関しても、私のほうが知っていて、スタッフの方々があまりよく知らない。私の言っていることを確認いただくために、待ち時間も多くなってしまいました。

ヴァイオリンに関しても、今回はわざわざ重さとDementionを測られ、もし、混雑して頭上のStorageに入らなければ、預からなければならない などと説明をうけました。私が「それは非常に心配です」というと、「満席ではないので大丈夫だとは思いますが」とのこと。それならば私に心配をかけるようなこと、言ってくださらなくてもいいのに、と少し思いました。

機内サービスも普通。

フライトそのものには問題なく、到着しました。

今まで、Customs Formは必ず必要でしたが、それがありませんでした。税関は今は入国審査の際に一緒に行われるようで、「何か購入したものはありますか?申告するものはありますか?」ときかれましたが 「ありません。別に旅行を楽しみに日本へ行ったわけではないので」と答えると、それきりでした。その後も、荷物を受け取ったあと、出口の直前でチェックされることも過去にはありましたが、それもありませんでした。

このパンデミックのなか、多くの航空会社の便がキャンセルされているのにもかかわらず、日本の航空会社は便数が少なくても、運行してくれていることにはとても感謝しています。

いつもはアメリカ到着日とその翌日は体を休ませる日にしていたのですが、今回はアメリカ到着翌日から生徒たちのレッスンです。でも結構大丈夫。時差はこれからじわじわと感じるのかもしれません。

もしよろしければ、こちらもどうぞ:

アメリカから日本への渡航(2021年12月初旬)

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4 thoughts on “日本からアメリカへの渡航(2022年3月上旬)

  1. 国際旅行はたいへんな時代になってしまいました。台湾―日本往復は、ちょっと前は1万円を切っているチケットもあったのですが、いまは普通に10万円超えだそうです。私の時代、ロンドン―東京は往復で7万3千円で安売りチケットが2月~3月には買えたものですが、いまは、とてもそんな価格では無理でしょう。40万円超えではないのかな?さらにこのロシアーウクライナの戦争で、多くのフライトがアンカレッジ経由になっています。そもそも、私のまわりでは、ワクチンを打ってすぐに亡くなられた方が3人出ました。あと、打って3日目に一人下半身不随になった人がいる。どれも『関連を証明するのは難しい』と調査は打ち切り(というか何もされず)。3月1日にファイザーはアメリカ南部での訴訟への対応で副反応が出た事例の情報を開示しましたが(もともとは75年間開示されることはないと定められていました)、意外なことに脳幹への影響による神経系統への影響というようなものも書かれていました。まあ、私はコロナが極端に少なくなるか、流行がやむまでは旅行はしないつもりですが、実に不自由な時代になりました。

    1. Roughtonさま、
      コメントをありがとうございます!
      日米間の航空券はときにはまだ安く購入できる場合もあるようです。
      が、両国において陰性証明書が必要なことや、日本では空港から公共交通機関を使用できないことで、出費がかさみます。。。
      日本ではワクチン反対の女性医師に出会い、なんだか勇気づけられました。
      このような時代に戦争がおきるなんて、ロシアーウクライナのことも、I’m very disturbed です。

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