120番 ドイツ舞曲
舞曲とあるので、この曲で誰かが踊ってくれるように楽しそうに元気よく弾けるといいですね。同じ音が繰り返されるのでどこにいるかわからなくなってしまう生徒もときどきありますし、最初は2拍子で感じることもむずかしいこともありますね。
ですから、とにかく、最初はすべての音を元気よく弾けるようにしてみましょう。最初の音は ピックアップ / アウフタクト ですから、アップボウから始めることを忘れないようにしましょうね。
Allegrettoというのは Allegro みたいに。つまり、アレグロほど元気がよくなくても大丈夫。速過ぎなくてだいじょうぶですよ。という意味。あせらずに、自分で上手に弾けるテンポを選びましょう。
ピックアップ / アウフタクト についてはこちらの記事もどうぞ:
https://www.dearviolinstudents.com/ja/2020-02-29-075700/594/
121番 主よ御許に近づかん
とても有名な賛美歌ですね。弓を充分につかって、しっかり歌いましょう。
映画「タイタニック」で船が沈没する直前までこの曲が船内の音楽家によって演奏されつづけたことでも有名ですね。
122番 オードウェイ 「旅愁」
ジョン・オードウェイ(1824-1880)は 篠崎バイオリン教本134番 (こちらの記事にあります:https://www.dearviolinstudents.com/ja/2020-10-07-151453/499/ )にでてくる オールドブラックジョー を作曲した フォスターと同じ時代を生きた アメリカのソングライターです。英語のタイトルは ”Dreaming of home and mother” 「故郷と母を夢見て」という意味。
Moderato とは moderately 控えめなテンポで。速すぎず、遅すぎず そんな感じかしら。
7小節目では2指を移動すると同時にスラーをするので、それが難しい生徒もいますね。だいじょうぶ。あなただけではないですよ!😊
その場合はあせらずに、まず以下のように練習してから楽譜通りに弾いてみましょう。
付点のリズムがまだまだスムーズにできない生徒さんもいますね。だいじょうぶ。あきらめずに少しずつ練習を重ねましょう。
123番 ジングルベル
みんなが知っているクリスマスのうた、ジングルベルです。少しだけリズムが複雑なところがあるけれど、よく知っているうたなので、あまりむずかしく考えすぎずに取り組みましょう 😊
「先生、まだ11月だよ」「そうね、でも クリスマスに練習をはじめたら、クリスマスに間に合わないと思わない? だから今から練習して、クリスマスにはとっても!!!上手に楽しく弾けるようになっている というのがいいと思うのだけれど、どうかしら? 😊」「あ、そっかぁ!!」 そんな会話を交わした今日でした。 😊
動画のご紹介: 一緒に練習しましょう!
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