はじめに
ウォールファールト 60の練習曲はヴァイオリンを学ぶ者たちにとって、一番最初に触れることのできるすばらしい練習曲です。日本ではあまり親しまれていないようですが、16番モデラートはとくにおすすめしたい練習曲のひとつです。
調
ウォールファールト ヴァイオリンのための60の練習曲 16番は C Major / ハ長調 で書かれていますので、この練習曲を練習する前に、ぜひ、C Major / ハ長調 の音階を練習しましょう。
この練習曲の目的
ウォールファールト ヴァイオリンのための60の練習曲 16番 をおすすめしたいのは、半音階へのとてもよい導入になるからです。
初心の時期には曲を通して半音階に触れる機会はほとんどないため、ぜひこのエチュードに触れていただき、半音階に親しむ機会をもっていただきたいと思います。
もちろん多少、生徒さんの能力の違いもあるので、一概にはいえませんが、篠崎バイオリン教本2巻の51ページには1オクターブの半音階練習がでてきますので、このあたりを勉強できるようになると、このウォールファールト ヴァイオリンのための60の練習曲16番も、無理なく楽しく練習できると思います。
半音階を練習する際のコツ
半音を弾くときには、指を上げずに、弦のうえをすべらせるように動かします。あまりかたく(強く)押さえすぎていると、指をスライドすることができません。この機会にヴァイオリン演奏の際の左指の圧力についても少し考える機会をもつことができますね。
また、音程が不安定になってしまう場合には、ぜひスラーをとって、まずは一音ずつ弾きながら丁寧にみていきましょう。
モデラートとは
モデラートはあまり速くなく、ほどほどにという感じ。
私は「急がなくていいですよ~」と言っていただいていると理解します。(笑)
ちょっとほっとしますよね。(笑)
音源のご紹介:一緒に練習しましょう!
ぜひこちらの音源を参考に練習してみましょう。楽譜もこちらでご覧いただけます。
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