はじめての八分音符
はじめて八分音符がでてきました。
(正確には70番にでてきていますが、実は私の生徒たちは69番と70番は飛ばして先にすすみます)
ひとつ数えている間にふたつ弾く音符。いままででてきたなかで一番速い音符です。
でも、いつものとおり、まずは落ち着いてゆっくり弾きましょう。
no.84: ハ長調音階
過去にも弾いたことのあるハ長調音階を、八分音符で書いたものを弾いてみましょう。
最初のうちはメトロノームを使うのもむずかしいかもしれません。
その場合には、先生に四分音符を手でたたいてもらうなりして、八分音符の感覚をつかみましょう。
no.85
四分音符と八分音符のコンビネーションです。
四分音符は八分音符がふたつ分の長さ。きちんと伸ばしましょう。
Aは long, long short, short, short, short = タータータタタタ
Bは short, short, short, short, long, long = タタタタターター
のリズムです。とてもわかりやすい、また親しみやすいリズムなので、みんなすぐに上手にできてしまいます。
no.86 ガボット
85番で練習したリズムがでてきます。長い音(四分音符)、短い音(八分音符)の区別をつけながら演奏します。
no.87, 88 春が来た
こちらは下のリンクからどうぞ。
https://www.dearviolinstudents.com/ja/2020-06-03-151014/543/
no. 89 ロボットの力くらべ
long, short, short = タータタ のリズムがたくさんでてきます。
おやすみもしっかり感じるようにしましょう。
はじめての強弱記号
強弱記号がたくさんでてきました。今すぐにできなくてもよいのですが、少しずつ強弱記号にも触れ始めましょう。
p: ピアノ = 小さく
f: フォルテ = 大きく
ff: フォルティッシモ もしくは ダブルフォルテ = とても大きく
<: クレッシェンド = だんだん大きく
>: ディミニュエンド = だんだん小さく
みなさんにきちんと聴こえることを願ってとても大げさにしています。
だんだんと洗練されたところへもっていくようにしましょう。
no.90 ゆかいな娘
short, short, short, short, long, long = タタタタターター のリズムがたくさんです。
ここでは フォルテ そして ピアノ、2種類の強弱記号がでてきています。
89番よりも取り組みやすいかもしれませんね。
音源のご紹介:一緒に練習しましょう!
今回は小さな音で書かれてある準備練習も弾いています。これらの準備練習は、よくでてくるリズムパターンの練習(右手(弓)の動かし方の練習)、左手の練習の2種類に分かれていて、とても有効な練習です。ぜひ一緒にやってみてくださいね。
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One thought on “[篠崎バイオリン教本1巻] ハ長調音階、ガボット、ロボットの力くらべ、春が来た、ゆかいな娘 (no.84-90)”