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「先生、コロナのせいで、僕たちのコンサートが延期になっちゃった。

僕はとっても楽しみにしていたのに。。。

ねえ、この音楽学校の生徒たちのなかには、このコンサートにでる生徒たちが何人もいるでしょう? そのみんなで一緒に練習できる?」

「すばらしい会場でのとても大きな規模のコンサートだものね。

 残念だけれど、その規模のコンサートは今はできないわね。でも、キャンセルになってしまったのではなく、延期だから、希望をもってそのときを待ちましょう。それまでにもっと上手になればいいわ!

 ガヴァナーは250名以上の大きなイベントはできないけれど、小さな集いは大丈夫って言っていたわ。あなたのアイディアはちゃんとこの音楽学校のディレクターに伝えておくからね。いいアイディアをありがとう。」

「先生、リハーサルがなくなっちゃったから、ファーストヴァイオリンのパートを先生が弾いてくれる?僕はセカンドヴァイオリンだから」

「もちろん、いいわよ!」

 

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「先生、学校がお休みになってしまったので、私はしばらくいろいろなお稽古事をお休みすることにします。母が学校にもそう伝える予定ですと言っていました」

「事情を伝えてくれてありがとう。音楽学校は基本的に個人のレッスンなので、レッスンを続けている人たちもいるわ。今後、レッスン室のドアノブを毎回拭くようにしたり、手を洗うなどもきちんとして、また、先生との距離を少しとるようにすることもできるし、もし希望であれば、オンラインでのレッスンもできることになったので、もし続けられそうだったら、いつでも連絡してね。」

 

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「先生、高校がお休みになってしまったから、僕は先生とのレッスンをもっととりたいです! 音楽学校がお休みになってしまうのなら、先生のお家にいくよ!」

「そうね。いつも学校で忙しくてなかなか練習ができないから、ある意味チャンスと捕らえることもできるわ。この音楽学校の先生たちはみんなできるだけ教え続けようとがんばっているの。だから、個人的にお休みをする生徒たちはいるけれど、この学校が閉鎖になってしまうことはないと思うわ。あなたはこの学校の生徒だから、あなたがレッスンをしたいと思う限り、先生はここにくるから、大丈夫よ。心配しないで。あなたの熱心な気持ちを伝えてくれてありがとう。」

 

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しっかりと情報を得て、自分でできる準備をして、怖れすぎずに、こころを落ち着けて、自分で判断をして、一緒に歩みましょう。

 

 

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