音楽学校では 先生方の日曜日のミーティングをもち、現地校やほかの音楽学校は閉めてしまったけれど、私たちは、生徒たちのニーズによって対応しながら、レッスンを続けていこう!という決定を下しました。

けれども、2日後の今日の午前中に突然、学校を閉めなければならなくなった と連絡が入りました。

「なぜ現地校の措置に従わないのか? このようなときにも利益を追求するのか?!」

と クレームする親御さんたちも多々あったそうで、学校の名声を保つためにも 私たちは、(公的には)今日から2週間はオンラインでのレッスンのみを提供する と移行せざるを得なくなったとのことです。

とても残念なことに、音楽を教えるという仕事は非常に軽視される場合があります。

私たちは、学校がお休みになって、アクティヴィティーが少なくなってしまう生徒たちのために、そして、このようなときでも、できるだけ日常に近いかたちを保てるように、と考えた結果だったのですが、本当に残念です。

けれども、生徒たち、そして、関わるすべての人々の安全、健康はそれ以上に大切です。

今日は学校で教える予定にしていたので、緊急に生徒たちと連絡をとり、今日のレッスンをオンラインにするなり、延期するなり、忙しく対応しました。

 

「わ~!!!先生がいる~~!!」

私は過去にもオンラインで指導した経験がありますが、今日突然にオンラインで教えることになった2人の生徒たちにとってははじめての経験だったよう。画面上で手を振る私に、生徒たちはとても楽しそうになんだか興奮気味でした。

 

私が彼らを教えている1時間半くらいの間にも order of the local health officials (地域の防疫官からの正式な指示)が入ってきた、とその後レッスンをする予定だった頼れる高校生の生徒が教えてくれました。5ページにわたるものでしたので、今日のこの生徒のレッスンは取りやめとし、今後をまた相談することにしました。

 

今日は午前中にカイロの先生のところに行き(腱鞘炎はまだ完治せず)、スーパーに立ち寄ると、入店を制限しているところもありました。外には列ができており、生徒たちへの対応を考えるとそこまで時間がなかったために、失礼しましたが。

 

刻々と状況は変化しています。

 

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