篠崎ヴァイオリン教本1巻 62番から G弦の練習にはいりますね。
G弦は、ほかの弦に比べると、確かに使用頻度は少なく、またG弦を弾く際には、触れてしまう可能性のある弦がD弦1本だけになるため(ただ、ときどき、弓を向こう側に傾けすぎて、ヴァイオリン本体を弾いてしまう場合もありますね(^m^;)、A弦やD弦を弾くときほど、他の弦に触れてしまう可能性は低くなるといえます。
G弦では2指と3指が半音の関係になるため、D弦A弦よりもA弦は太くなりますが、ある意味、手への負担も少なくなります。
63番、64番は、A弦練習23番、28番、D弦練習34番、35番同様、常に練習を続けるにしても、私自身の指導の経験上、G弦上の練習曲はもう少し数があってもよいような気がします。
***ちなみに、私の生徒たちには、23番に慣れてくると、以下のように、34番と同様、4指まで使って練習を重ねてもらっています。
篠崎ヴァイオリン教本1巻 23番に慣れてきたら – Dear Students 私の大切な生徒たちへ
G弦の練習に触れる期間が短すぎると、低い音の読譜の機会にも恵まれないことにもなり、加線のある音に対しての定着が遅くなることも多くあり、あったからです。
補うために、私自身が書いて、補足教材をつくってあります。
また、しばらくすると、G弦に触れないこともが多くなってきますので、ときどき、G弦の練習の戻ってくることも大切です。
ご興味のある方は、私の英語のサイトからダウンロードできるようにしました。
こちらの記事の下のほうにあるDownloadをクリックしてみてくださいね:
https://www.dearviolinstudents.com/additional-g-string-practice-shinozaki-violin-method-vol-1/808/
よろしければ、こちらもどうぞ:
ハ長調音階, 滝廉太郎「荒城の月」[篠崎バイオリン教本1巻](no.67-70)
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