「いつもほど練習ができなかったとき、先生にお話しすべきでしょうか?それとも、ただただ先生が気づかないよう願いながら、何も言わずに弾いたほうがいいのでしょうか?普段は30分から45分くらい、毎日練習しますが、引越しのため、そうできなかったんです。。。」(大人のはじめてさん)
普段は毎日練習をされている、というのはすばらしいことですね。そして、そうされていることは先生もおわかりでしょう。そのようにとりくんでらっしゃる方が、いつもほど練習時間がとれない状態でレッスンで弾いたら、たぶん、何も言わなくても先生にはわかる(=聞こえる)と思います。
でも、もし私があなたの先生だったとしたら、私は練習時間がとれなかったこと、そして、その理由をレッスンのはじめに伝えてほしいと思います。そうすることで、レッスン時間をより有効に使えるように、レッスンプランをすぐに変えることもできるからです。
普段のレッスンでは、克服すべき点を明確にし、どのように練習をするかを説明するのですが、練習時間が充分にとれなかったときには、前出の2点に加え、それを実際にレッスン中に一緒にやってみることができます。
練習とはなんぞや? ということを本当に理解するのには時間がかかることでしょう。(私ははずかしいことにそうでした。。。)練習というのは ただ弾く ことではなくて、設定した目標のところまでもっていくための作業ですから、きちんと上手に練習できれば、なんらかの成果がでるはずです。レッスンのなかで、私は どのように練習をするのがよいのか、という提案をしますので、生徒がうまく練習時間がとれなかったときには、私はそれを生徒と一緒にやってみる というレッスンをします。例えば、たった5分間で、うまく弾けなかった部分が上手に弾けるようになる ということを先生と一緒に体感することは、とても有意義なレッスンだといえますし、練習するということが本当はどういうことなのか、ということを知ることもとても大切なことです。このような積み重ねがあると、先生との絆も深まりますね。
私自身は残念ながらこのような導かれ方はしなかったため、私は逆にそうするようにしています。
いろいろな先生がいると思うので、あなたの先生が同じように思われるかはわかりませんが、私からの回答はこんな感じ。 😊 どうぞこれからもご自身の先生とすばらしい関係を築いてくださいね !
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One thought on “いつもほど練習ができなかった…先生に言うべきでしょうか?”