今日は「今からでも大丈夫? 大人から始めるバイオリンの魅力」についてお話ししましょう。
「バイオリン、ずっとやってみたかったんです」

「学生時代にオーケストラの演奏会に行って、私もヴァイオリンを弾いてみたい…と思っていました」
「バイオリンで音を奏でる姿に 憧れていました」
「ピアノはやったことがあるけれど、ヴァイオリンは持ち運びができて便利そう」
こんな声を、私のまわりでも時々耳にします。
でも、多くの方がこう続けるんです。
「でも、いまさら始めても遅いですよね?」
「子供じゃないから、きっと覚えも悪いし」
「指も動かないし、時間もないし、そもそも、私にできるのかしら…」
もし、あなたもそうお感じならば、私はこうお伝えしたいのです。
「今からでも大丈夫! まったく遅くありません!」
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ちなみに、私の好きな言葉は:
Never too Late. Today is the youngest day in our life.
(遅すぎるということはない。今日が人生で一番若い日だから。)
もうひとつ好きな言葉がありますので、
ぜひこちらをご覧くださいませ。
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子供のころには、私自身ですら、どこか やらされている感じ で取り組んでいました。
クラシック音楽も楽しめずに。
むしろ、私自身も 大人になってから、バイオリンの深い魅力を味わうことを体感したくらいです。
大人になった「今」だから、心に響く音がある
子どもの頃は、ただ、先生に言われたとおりにする、楽譜のとおりに音だけだす ということだけで精一杯だった方が多いはず。
クラシック音楽の魅力も、バイオリンンの音の美しさもわからずに。
でも、大人になると、人生体験から 音に込める感情や、背景にあるストーリーに自然とインスピレーションを得られるようになります。
バイオリンは、「こころの機微を反映できる楽器」です。
表情豊かな音色をつくりだせるバイオリンは、人生経験を重ねたあなたの「想い」や「気持ち」を音にしてくれる可能性のある楽器。
バイオリンを弾く という行為や、練習中にでてきた音が、自分自身を癒すこともあれば、「ただの習い事」では終わらない、心の奥深くにつながる時間が生まれることもありますね。
バイオリンとの時間は、あなたが いまここ に集中する 特別な「自分のための時間」でもあるのです。
趣味としてのバイオリンが、日常に“ときめき”をくれる
30代、40代、50代と年を重ねるにつれて、仕事、家事、育児、介助などに追われてどうしても「自分のための時間」が後回しとなっていませんか?
そんな日常に、ほんの15分でも「バイオリンと向き合う時間」を持つことで 心が整い、自分の軸が戻ってくる感覚を得られる女性が増えています。私もバイオリンの指導をしながら、そんな風に感じることが多々あります。
音を出すだけでも楽しい。
少しずつ曲が弾けるようになると、子どものときのようにうれしくなる。
どこか気持ちが前向きになれる。
そんな「学びのよろこび」を、大人になってから再発見するのは、最高の贅沢かもしれません。
「初心者ですが、大丈夫ですか?」という不安に応えたい
はじめは誰でも初心者です。
楽器を持ったことがない、楽譜が読めない、そんな方でも安心してください。
私のレッスンでは、
- 楽器はレンタルできる
- 楽器を学びながら、楽譜も読めるようになるレッスン
- レッスンは月に1~2回でもOK
- オンラインで自宅から受講することも可能
と、とても忙しい女性にも続けやすい仕組みが整っています。
そして、何よりも、私は「大人の学び」もきちんと理解していて、無理なく、やさしく、丁寧にすすめています。
「独学」ではなく、最初だけはプロの手を借りて
ときどき、「独学でやってみようかな?」と考える方もおられますね。
お気持ちはとてもよくわかるのですが、バイオリンは、最初の段階:楽器の構え、姿勢、音の出し方(弓のコントロール)をある程度、きちんと学ばないと、悪いくせ となり、後の成長を遅らせる可能性があるので、最初の一歩は、プロに手ほどきを受けること をおすすめします。
最初に悪いクセがついてしまうと、後から直すのはなかなか大変なのです。
とはいえ、月に1~2回のレッスンで、きちんと進歩を望めます。
私のところにいらしている女性バイオリン愛好家の方々も、だいたいそのくらいのペースで、みなさんレッスンを続けてらっしゃいます。
ご自身のペースを大切にしてくださいね。
音楽は、人生を“彩る”もの
「何か新しいことをはじめたい」
「これからの人生、もっと自分らしく小さくでも輝きながら過ごしたい」
「自分の心が喜ぶことに時間を使いたい」
そんなあなたに、バイオリンは素晴らしい選択肢のひとつです。
音楽表現に正解はありません。
あなたが感じたままに、ぜひ楽しんでいただければと思います。
そして、バイオリンの音色、バイオリンとの時間 は 必ずあなたの人生に彩りを加え、人生を豊かにしてくれます。
誰かと競うための趣味ではなく、あなた自身とつながるための時間 なのですから。
最後に
いま、この文章を読んでいただき、「少しでもやってみたいな」と思ったら、それはあなたの内の「本当の声」かもしれません。
バイオリンを始めるのに、遅すぎるということはありません。
むしろ、今日があなたにとっての一番若い日、いまが一番いいタイミングなのです。
少し勇気がいるかもしれませんが、一歩を踏み出せば、「音楽とともにある豊かで彩りのある人生」が待っています。
あなたの毎日に、バイオリンの優しい音色が加わることを、心から願っております。
カヨコ先生:dearviolinstudents★protonmail.com (★を@に替えてください)


