この状況下、Kosciuszko Foundation の ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールもオンラインで開催されることになったようですね。
最近では ハチャトゥリアン国際ヴァイオリンコンクール や クライン国際弦楽器コンクール なども オンライン でした。
コンクールの様子を拝見すると、とてもすばらしい演奏をされていますが、オーケストラと別の空間でのそれは、なんだか奇妙な感じがしてしまいます。
音楽は本来、生きた聴衆 に向けてのものであり、演奏者は 生きた聴衆から得られるエネルギーにも反応して演奏をします。
レッスンも、本来は 演奏の機会(本番)にむけてのための準備のためのものでもあるため、生きた先生に演奏を見て、聴いていただく、そして、先生も、積極的にそれに関わっていく やりとり が行われるものですが、今の状態ではそれが叶いません。
オンラインでは、移動を伴わないため、移動のための時間やコストがかからず、便利ではありますが、生きた聴衆を前にするときの、エネルギーの交換 や 緊張感 などの大切な部分がなかなか充分には感じられないように思います。
けれども、今の状況下、できるだけのことはしなければならない。ですね。
参加されるみなさま、がんばってください!
以下、Kosciuszko Foundation ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールのホームページです。