この間のレッスンでは篠崎ヴァイオリン教本1巻 80番 アンダンティーノ の練習をはじめることが課題でしたが、よくできていましたね。
なので、そこに書いてある強弱にも注意を払ってみましょう。
このような表示や表現ははじめてね。
メゾフォルテ は やや強く
フォルテ は 強く
ピアノ は 小さく
***ピアノは 弱く と訳されることが多いですが、弱い というのは.頼りない感じ、なにかエネルギーが乏しい、病気のときみたい(笑)な感じがします。また、ピアノという小さな音量の場合でも、音のなかにエネルギーはしっかりある場合も多いので、私は 小さく というようにしています。
1段目から順番に、メゾフォルテ、ピアノ、フォルテ、ピアノ ですが、
とりあえず、はじめてなので、大きい と 小さい を弾きわける練習をはじめましょう。
なので、1段目から順番に、フォルテ、ピアノ、フォルテ、ピアノ と思ってね。
ではどうしたら大きな音や小さな音がだせるでしょう?
まずは、フォルテのときには、弓をたくさんつかって、ピアノのときには、弓を少なくつかうようにしてみましょう。
先生が弾いたときに、音の大きさが違うのが聞こえたかしら?
「うん、うん!! 聞えた!!
なんだか本当の音楽みたいだった!!」
目をまんまるくして、大きくうなずきながら、応えてくれました。(笑)
「あら、本当?! 来週はあなたが「本当の音楽」が弾けるように1週間練習してみてね。楽しみにしていますよ。」