「先生、この最初にみえる3の数字、
これって、指づかいではないですよね。。。??」
「そうね。この場合、その音だけみると、Bナチュラルなので、3と書かれてあると、サードポジションを思い浮かべるかもしれないけれど、この場合はそうではないわね。
3つめのAが開放弦になっているし、その後にでてくるEの音も1となっているので、最初しばらくはファーストポジションね。
まず、この3という数字、フォントがイタリックになっているのはわかる?
そして、指づかいには イタリックではなく、別のフォントが使われているのも見えるかしら。」
「はい。わかります!」
「多くの場合、3連符を表示する際の数字にはイタリックが用いられるの。
もちろん、あなたくらいになったら、楽譜を見れば、音のグルーピングや、拍子と音の数などの関係から、3連符は3とかかれていなくてもきちんとみつけられると思うけれど。。。?
ね。そうよね?(笑)」
「あ。。。はい。。。(^^; 」
「楽譜に親切に3連符のs表示がある際には、今日、質問してくれたように、指づかいと間違えないようにしないとね。
3の数字が イタリックの場合は3連符、そうでなければ指づかい ね。
確認してくれて、ありがとう。
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One thought on “3連符の表示と指づかい:カイザー27番のレッスンにて”