今日から、室内楽のコーチング。
ここにいるみんなは全員が室内楽初体験ね。
みんなの課題は
モーツアルト アイネ・クライネ・ナハトムジク 1楽章 アレグロ
Mozart Eine Kleine Nachtmusik First movement: Allegro
ヴァイオリンのふたりは、シンコペーションのリズムがむずかしそうね。
シンコペーションのリズムはどこにでてくるかわかる?
そう。24小節目と25小節目。
ファーストヴァイオリン
セカンドヴァイオリン
ふたりとも、このリズムをしっかり弾けるようにしましょう。
まず、普通に八分音符だけを弾いてみましょう。
リズムに集中できるように、オープンストリング(開放弦)で。
A=441, 四分音符/ quater note = 75
そう! その感覚をよく覚えていてね。
あなたたちがシンコペーションを弾いている間、
あなたたちの仲間のチェロとヴィオラは、このリズムを弾いて、
あなたたちを助けてくれているのよ。
そうしたら、次に、ボウイングをシンコペーションのときと同じにしてみましょう。
でも、しっかり弓を止めて、8分音符を感じながら弾いてみてね。
最後の3つの8分音符は全部アップボウだから、ちょっとやりにくいかな?
そう!
それができたら、弓を止めずに、タイにして、
シンコペーションのリズムを弾いてみましょう。
このほうがやさしく感じるんじゃないかしら?
このリズムに慣れたら、左手も使ってみましょう。
とりあえず、ファーストヴァイオリンを例にとるわね。
重音ではなく、まず、上の音だけでどうかしら。
それができたら、下の音はどう?
音が動くところ、きちんとできるかしら?
そうしたら、譜面にあるとおり、重音で弾いてみて。
そう。何度か練習したら、すぐできるようになるわ。
楽しみね。
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モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク1楽章 132小節目から最後まで
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