前回、弦を交換してから、2ヵ月後くらいにはすでに少し音質が落ちた気がしましたが、そのまま使い続け、最近は本当にもうひどい感じになっていたので、ようやく交換しました。
もっとひどくなるとこちらの記事のようになりますが、今回はその手前で交換。
http://www.dearviolinstudents.com/ja/2020-03-27-184416/
前回同様、G,D, A弦はもうすでに買ってあったため Peter Infeld を張りましたが、E弦は、以前いただいていた D’Addario Kaplan Solution / ダダリオ カプラン ソリューション を使ってみることに。
前回、Peter Infeldを張ってみたときの記事はこちら:
https://www.dearviolinstudents.com/ja/2020-04-02-163417/
パッケージには KS311W 4/4M, Alluminum wound、Medium tension とあります。巻きのついているE弦を使うのはもしかしたらはじめてかも??
ボールエンドのアダプターがついてくるのもいいですね。
タイトルにもあるように、こちらは、音が裏返らない / non-whistling E弦 だそう。
実は以前、あるリサイタルを準備中、E弦が裏返ることが多くて、困っていることをふと会話のなかで聞いた私の先生が、これ使ってみたら?とくださったのです。
リサイタルの直前だったこともあり、突然新しい弦を試す勇気がなく、また、自分の弓のコントロールで裏返るのを妨げることができていたので、そのときに試さなかったのです。
現在、演奏の機会もなく、裏返る心配も全くないので、また機会があったら、当時のリサイタルの演目に触れるなりして、裏返りに関して試してみたいところです。
音に関しての第一印象は、もちろん、私自身の楽器に張った場合には ですが、音が大きく、存在感がある ということ。どちらかというと太い豊かな音です。ここまで大きな音が必要かしら、というくらいの存在感。
Peter Infeld とあまり問題なく一緒に使えています。
まだあまり弾いていないので、これからもう少し様子をみて、その都度、気づいたことがあれば追記をしていきます。
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その後、問題なく、使用を続けました。この弦を使っている間は、音が裏返ることは、一度もありませんでした。
最近、Eva Pirazzi Gold E弦 で、少し裏返ることがありました。
なんとなく、脳裏に残っている印象と比べると、この Kaplan はまた使ってみたいと感じます。
(2021年10月26日追記)
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ペーターインフェルド E線をはじめて使いましたが、これはまったく残念な弦でしたので、再び、この弦に戻ってきました。よろしかったらこちらの記事をどうぞ。(2022年7月7日追記)
お久しぶりです。
この弦初めて見ました/聞きました。巻き弦なんですね!
自分も現在張っているInfeld Goldがよく裏返ってしまい、自分には弓でコントロールする技術もないため、巻き弦を試したことがあります(Vision Titanium)。
今は裏返りを弓でコントロールするべく、まだInfeld Goldを使っていますが、機会があればこの弦も試してみようと思います。
choco_beerさん、
こんにちは。ようこそ!
そうなんです。こちら巻きの弦なので、少し太い感じが指に伝わるかもしれませんが
私自身にはあまり気になりません。
もちろん、楽器や弓の毛の状態、奏者にもよると思いますが、一度試してみてもいいとおすすめできる気がします。
私は基本的にはGold(plate)のE弦が苦手意識があります。
たぶん、金属の質が違いすぎるためだと思いますが、Eだけ別の弾き方をしなければいけないような感覚に陥り、それ以来避けています。(笑)
裏返りの原因はもしかしたらそれかも??