四分の三拍子 [篠崎バイオリン教本1巻] アンダンティーノ、ツェルニーより (no.77-83)

77番: 毎日の練習

私の生徒たちは、篠崎バイオリン教本のさまざまな箇所にでてくる「毎日の練習」を繰り返し練習しています。そのときにはわからないと思いますが、とても大切な練習で、セヴシックにつながるものがあります。ぜひなんども繰り返し練習しましょう。77番の最後の小節は少しむずかしいですね。でも繰り返し練習すると慣れてきますよ。

78番、79番:四分の三拍子

この教本のなかではこれまでずっと4拍子でしたが、はじめて3拍子がでてきました。まず、3拍子の感覚をつかむために、手をたたいてみましょう。1拍目が大きく、2拍目と3拍目はそこまで大きくせずに。もしくは、歩いてみたり、足踏みをしてみたり、3拍子を感じてみてください。そして、できたら78番、79番を声に出して歌ってみましょう。

そうしたら、楽器を持ちます。さて、歌ったとおりに弾けるかな?

多くの場合には、3拍目が長くなって、4拍子になってしまいます。:)

3拍子の場合には、小節のはじめの音がダウン、アップ、ダウン、アップと交互になりますね。

繰り返し練習して、3拍子に慣れてくださいね。

80番 アンダンティーノ

まずはひとつひとつの音を3拍子で弾けることを目標に。そして、余裕があれば、ぜひ楽譜の指示に従って、メゾフォルテ、ピアノ(小さく)、フォルテ(大きく)、ピアノ(小さく) を表現してみましょう。

私のマイクはあまりよいものではないので、強弱がとてもつけにくく、下のYoutube動画音源はちょっと不自然な感じになってしまっていますが、ぜひ想像力を働かせて参考にしてみてくださいね。^^;

81番、82番 遅い全弓と速い全弓

篠崎先生がおっしゃるように、2分音符は弓を普通に動かし、3拍目の四分音符を弾く際には弓を速く動かし、自分が弾き始めた弓の部分まで戻ってきましょう。篠崎先生は「全弓」とおっしゃっていますが、まずは自分が一番コントロールしやすい、つまり弾きやすい弓量をつかうことをおすすめします。また、篠崎先生はサウンディングポイントにも触れてらっしゃいますが、今の時点ではあまり心配しすぎないほうがよいかもしれません。

さて、話をもとに戻して、もし、81番の四分音符を弾くときに、スタート地点まで戻らなかったらどうなるでしょう? ^^

これをレッスン時に私がやってみせると、みんな笑ってくれます。:D

82番の弓の使い方は、81番と同じです。ただ、左手が少しむずかしくなりますが、どうですか? スムーズにできそうかしら?

83番 ツェルニーより

83番では81番と82番で勉強したことをいかすことができますね。

そして、もうひとつ新しく学ぶことが タイ です。

タイはスラーと見た目は同じですが、何が違うのでしょうか?

これはまた別の記事でお話ししますので、あとでリンクを貼るようにしますね。

音源のご紹介:一緒に練習しましょう!

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