鈴木ヴァイオリン教本2巻の最後の曲はボッケリーニのメヌエットです。篠崎バイオリン教本では、装飾音符やハーモニクス(サードポジション)をつかったかたちで、3巻で紹介されています。
ボッケリーニとこの作品について
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805) はハイドンやモーツアルトと同じ時代のイタリアの作曲家であり、チェロ奏者です。
自身がとてもよいチェロ奏者だったので、チェロ協奏曲やチェロソナタ、そして弦楽四重奏にチェロをもう1本加えたかたちの弦楽五重奏を100曲以上も!!書いています。そして、もちろんご自身で演奏をしていたわけですね。
1775年に書かれたチェロを加えた弦楽五重奏(チェロ五重奏)作品275の3楽章がこのメヌエットです。ボッケリーニの代表作となっていて、この3楽章だけが単独で演奏されることもよくあります。
メヌエットは当時の3拍子の踊りのこと。
Moderato e grazioso とは
Moderato = あまり速すぎず
e = そして
grazioso = 優美に
つまり、あまり速く弾きすぎずに、エレガントに演奏しましょう という感じ。
一緒に練習しましょう!:音源のご紹介
では今日も一緒に練習をはじめましょう。
A Major Scale (イ長調音階)と D Major Scale (ニ長調音階)を弾いてからボッケリーにの練習をしましょう。
篠崎バイオリン教本3巻では装飾音符やハーモニクスなど、鈴木ヴァイオリン教本とは少し違いがありますが、下の音源と一緒に演奏することは可能ですので、楽しんで弾いてみてくださいね。
時間がみつかったら、篠崎バイオリン教本のものも音源をつくれればと考えています。
今回は、私がピアノの伴奏譜をもとに、3つのヴァイオリンで弾いているものを3つのテンポ(四分音符=84,70,63)で紹介しています。ご自身にあったテンポのものをつかって、上手に弾けるように一緒に楽しみながら練習をかさねましょう。
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